StarryPalette✩.*˚ゲームブログ

2019.ネタバレ注意!リブログなどはご遠慮していますため、表示してないです。

憧れの王子様 インタビュー

伏線回収 シークレットストーリ“”憧れの王子様“(最高レア度の常設カードストーリー)での『インタビュー』の内容を

※ざっと紹介したいと思う“


目的

マネージャーの役割一覧→ブログに載せるインタビューをする(部長が)質問はマネージャーが準備してあるし、メモもする事。

→サインを書いてそれを持って最後に写真を撮る

→ブログに載せたらお知らせする。


〇辻石海都

Q理想とするアイドル像がありますよね?

Aそうですね。歌もダンスも完璧な…観る人が圧倒されるような


Qそんな海都さんですが、今の自分をどう思いますか?その理想にどこまで近づいていると思いますか?

A…単純な歌とダンスのレベルは、そこそこあると思ってます。他に負けてるつもりもないです。 ただ…アイドルとしては、何か足りてないのかも


浅田

…意外ですね。海都さんがそんなことを言うなんて


辻石

浅田先輩なら何かいいアドバイスをくれるかと思って。オレに足りてないものはなんだと思いますか?


浅田

海都さんは前に、前に出る癖があります。

ただ私達はグループとして売っています。

自分だけが目立てばいい、というのはマイナスイメージかと


辻石

…協調性がないってことですか?


浅田

極端に言えばそうですね。ですが最近の海都さんはみなさんと打ち解けてきていると思いますし、その調子であれば大丈夫ではないでしょうか


辻石

ありがとうございます、勉強になります


辻石

歌手なら歌で、ダンサーならダンスで、

じゃあアイドルは何で、何を伝えるのか


辻石

そこを理解できれば、オレは自分の理想に

近づけるんじゃないかと思ってます


浅田

しっかり考えられているのですね。素晴らしいです。


Qアイドル部で仲がいいのは誰ですか?

浅田

もし思いついたことがあるなら言ってください。


辻石

…仲いいわけではないですよ?

ただ、星野と五十嵐が部屋に訪ねてくることはあります


辻石

星野は…いつもくだらないから覚えていません。五十嵐はよく忘れ物借りに来ます


浅田

あの子は…!お恥ずかしい…


浅田

…ちなみに、カ…五十嵐さんとは、どんなお話を?


辻石

他愛ない話しかしてませんけど…あ、でも

オレ、あいつのピアノは好きです


浅田

それは嬉しいです。…あ、いえ、五十嵐さんが喜ぶと思います。


Q理想のデートはありますか?


マネージャー

この間の王子様衣装の撮影を見て思いつきまして。そういうのも聞いてみたいなと


辻石

といっても…理想とか、特にない


浅田

そうなのですか?好きな人や気になる人も?


辻石

むしろ浅田先輩はいるんですか?

付き合ってる人とか、好きな人とか


浅田

え!? い、いえ、いません。

そんな暇ないというか…


辻石

でしょう? それはオレだって同じです。デートとか好きな人とか、今はそんな余裕ないですし


浅田

デートでなくても、どこか行きたい場所などはありませんか?


辻石

…練習できるところ


浅田

部活関連以外でお願いします


辻石

…じゃあおいしいもの食べれるとこがいいです。肉とか


浅田

いいですね。 それも立派なデートになると思いますよ




〇全員のサイン

*辻石 →筆記体で名前だけ

*浅田→筆記体でフルネーム

*向日→??

‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦


〇向日葵

“”憧れの王子様“”では昴が質問役。

Q今の自分ってどんなアイドルだと思う?

目指してるのは董哉君みたいなアイドルだっけ?

Aそうッス!だってやばいくらいカッケーし、すげえじゃないッスか!

目標としてはそんな感じッス。けど…


…正直、今の自分じゃまだまだだと思ってて…全然董哉さんには追いつけてねえし


アイドルじゃなくて、董哉さんのファンっていう部分が前に出てきちゃうっつーか…


向日

けど!

だからこそ、董哉さんの横に並んでも大丈夫な自分になりたいッス!


有墨

そこが、ヒマワリ君の面白いところだよね。

アイドルってよりは、そんなこと関係なく

董哉君の隣に堂々と立ちたいって感じ?


向日葵

もちろんアイドル部の活動は楽しいッスよ。

それもプラスってこと!


向日

ステージに立ってアイドルやってる時は、全然違う自分になれそうっつーか


向日

董哉さんみたいになりたいのも同じ理由ッス。今までと違うおれになりてえから


有墨

今までのヒマワリ君って?


有墨

ヒマワリ君は頼られると弱いよね。

素直に甘えられると応えたくなるでしょ


向日

そうッスね。

だって敢えておれを選んで頼ってくれるって嬉しいし


有墨

そーいうとこ董哉君と一緒だよね。…ん?

それは董哉君みたいになりたくてやってる?


向日

最初はそういうとこあったかも。

でも今は純粋に、頼られるのが嬉しいッス


有墨

最初と違う気持ちになることってあるよねー。わかるわかる


Q…まーいいや。アイドル部で仲いいのは?


有墨

といってもどうせ董哉君一択だろうけど

あ、じゃあ逆に仲良くなりたい人とかいないの?


向日

んー…仲良くっつーか、

もうちょいなんとかしたいのは暮内ッスかね


あいつおれの顔見るとすぐビクビクするから。おれなんもしてねーのに


向日葵

だからそういうとこはなくしてほしいッスね

。そしたらおれだって、もっと…


向日葵

…まあとにかく、そういう感じッス!

次いきましょ!


Q理想のデートってどんなの?


有墨

ていうか、アイドル部のみんなってそういうの経験あるの?


向日葵

さあ。けど、今はみんな彼女とかいないはずッスよ。アイドル部って忙しいし、そういう余裕もないッス



向日葵

デートかあ…うーん…

どこ行きたいかってことッスよね


そうだな…食べ歩きとかしたいッス。

色んな店調べるの好きだから


向日葵

うまいモン食べると元気も出るし!

一口ずつ交換とかして色んな味を楽しみたいッス!


向日葵

食べ歩き以外にあとはー…

一緒に董哉さんのこと応援してほしいッスね!


有墨

え、それデートに盛り込むの?


向日葵

好きなモンは共有したくないッスか?

漫画とかも人に勧めたり。そんな感じ


有墨

彼氏が他の人を追いかけるってどーなの?

しかも同じ男……


向日葵

それはそれ、これはこれ!

付き合うなら好きなものとか嫌いなものとか同じ人がいいッス


有墨

つまりヒマワリ君と付き合うなら、董哉君も好きじゃないといけないわけだ。

難しいねー


向日葵

難しいことないと思うんスけど……






〇有墨昴 インタビュー


五十嵐

こんにちはー…って、あれ? 誰もいない…?


有墨

ぐーぐー……


マネージャー

っ、昴さん!見つけました!



有墨

インタビュー? …あっ、今日俺だっけー?

ふぁー……ごめんごめん。今行くー


✩.*˚


五十嵐

有墨先輩は、聖華学園でのアイドル活動以外はぼくらと同じで短いですけど、前の学校でもアイドル部だったから、トータルは長いですよね


Qそんな有墨先輩ですけど、自分はどんなアイドルだと思っていますか?


有墨

どんなねー。考えたことなかったなー


有墨

逆にカズ君は、自分のこと

どんなアイドルだと思ってるの?


五十嵐

え!? ぼくは……まだまだ未熟だし……


だから長く続けてる有墨先輩は、もう自分の中でこんな感じっていうのがありそうだなって


有墨

そんなことないよー。

グループによっても役割って違うだろうし


五十嵐

むしろ可しかないと思うんですけど…

有墨先輩、歌もダンスも最初に覚えて、

ミスすることなんてないし……

有墨

そー? ありがとー


灰音さんとかにはもっとやる気出せって怒られるから、褒められるのは嬉しいねー


有墨

まー、つまり、俺は基本素でやってるかなー


五十嵐

そのままの有墨先輩、カッコいいですもんね!


有墨

そ、そーいうつもりで言ったんじゃないんだけど……

……しかもカズ君の場合、お世辞じゃなくて本気ってところがね。

冗談だったら笑い飛ばせるのに


五十嵐

え? 笑い飛ばす……?


有墨

なーんでも、それよりちゃっちゃと次いこ、次ー


Qアイドル部で仲いいのは誰ですか?

Aんー…葉一君かな。一番一緒にいる時間多いし


有墨

けど仲いいかは別かも? 葉一君怒ってばっかだし。ゴミはすぐ捨てろとか。

あとでまとめて捨てようと思ってたのに


五十嵐

あはは…部長、そういうとこ気にするから


有墨

ときどきねー、カズ君の話もするよ



Qどんなデートが理想ですか?

A俺わざわざ出かけるの面倒だからなー。

それならずっと家でゴロゴロしてる方がいいんだけど


有墨

ゴロゴロしてー、のんびりテレビとか見てー、適当に寝てー、最高じゃない?


五十嵐

有墨先輩らしいです

有墨

でもつまらないって言われちゃうんだろうなー


五十嵐

そんなことないと思います。

ゆっくりする時間も楽しいですよ、きっと

有墨

そーいうのに付き合ってくれる子とデートがしたいよね

有墨

まー、そう言いつつ、もしかしたら

好きな人相手には尽くしちゃうかもね、俺


五十嵐

そうなんですか?


有墨

こう見えてマメなところもあるから!

喜んでもらえると嬉しいしね


……って言っておいたら、

ギャップできゃーきゃー言われたりするかな?


五十嵐

あ、それ狙いですか?


有墨

言うだけならタダだし?

ま、そのときの気分と相手次第ってところ










/その他のシークレットストーリー伏線回収

〇尋常に凛として(向日)では、

プロが和太鼓の叩く姿を見てあれもダンスのようだと思い、それを振り付けにいかせないかという。ただ、紅葉の言う実際に太鼓にバチを用意してパフォーマンスをするのは大変であり、一雪の作った新曲に和太鼓の音が入っていて、そこの部分で和太鼓の演技風ダンスをするのはいいのでは。と


→尋常に凛としては雑誌CDにもなっており、

実際にそうなのかは定かじゃないが、この様に裏話的なとこで秘話を明かされることもある??






〇裏用語

RINK→はSNSサービス。元ネタは多分LINE

これだけカード集めました

憧れの王子様


freak!



アステリズム

練習



アステリズム


freak!

練習


憧れの王子様

たまには私服も


練習


尋常に凛として


freak!


憧れの王子様


葵の日常1



董哉の日常的1



練習


アステリズム




ブリリアントエッジ


ドレスアップ

練習



アステリズム




尋常に凛として

練習

練習



憧れの_王子様


突破バージョン

たまには私服も


ブリリアントエッジ


アステリズム



3年組の隠し事



freak!


尋常に凛として

練習


アステリズム


憧れの王子様


突破version

暮内ゆうひ編 サイドストーリー /スターリィパレット

暮内 ゆうひ /くれない ゆうひ/ 2年/カメラが苦手/

名前の由来は“”夕日“”か。自分と同じ名前だから夕方.夕焼けが好きらしい。

幼馴染の言いなりになっているうちに…

自分自身を見失って…言葉を失って…


でも、それは本当に幼馴染のせいだけだったのだろうか


きちんと話していれば…彼の気持ちを聞いていれば…僕達の関係は変わらなかったのかもしれないのに…

・ゆうひ/ストーリーLeapOverの西倉汰緒より/


最初に…〇サイドストーリーとは?

※メインストーリーの下にあるもので、好感度を上げると解放される一人一人に用意されたストーリーです。シークレットストーリーはカードに付いているストーリーです。



一雪らと違って運動神経は決して悪くはない

のだが、ただ争ったりの勝ち負けが好きじゃなかったり、性格も人一倍控えめである。



○『のんたら』と言う動物癒し系キャラが好き。この、“”のんたら“”は向日葵もゲーセンでgetしたり彼が大ファンかはさておき全体的に知名度が高い。




僕が声を上げようとすれば、彼がそれを力で抑えこむ




その時にわかったんだ。僕の言葉なんて、誰にも届かないんだって…




それなら初めから何かを主張する必要もなければ、誰かに助けを求める必要もないんじゃないか




“”だって、気づいてもらえないんだから…“”




そう思い始めた頃から…


いつからか僕は、『本音』を心の奥にしまい込むようになった


ゆうひサイドストーリーより/


〇サイドストーリーでの伏線回収

・“”写真って苦手“”…では、「苦手というか…昔ちょっと嫌なことがあって…」と話している。その為できれば僕抜きで撮影してほしいんだけど…とマネージャーに申し出る。


“”クールなゆうひは人気者!?“”



・事の発端

・女子からキャーキャー言われてるその意外性?な姿を目撃されたらしく皆に報告される回が見られる。


櫻井

ゆうひさんは誰かさんと違って、バカっぽくないからじゃないかなー?


向日

あ?桃真、もういっぺん言ってみろ


櫻井

えー? 誰とは言ってないけど♪




紫藤

オレ様の輝きに負けて、女子の瞳に届かないのも仕方ねえだろ


有墨

どっちもクール系ってことー


五十嵐

この前、海都くんに借りてた教科書を返しに行ったら、窓の外を眺めながら難しい顔をしてました!


五十嵐

男のぼくでもちょっとかっこいいな、って思っちゃった…っ!




【サイドストーリーで明らかになった西倉との関係⠀】

中学までは一緒だが高校からは離れ離れ。

ゆうひが西倉に嫌だなと思ったこと(パシリ、冷たくあしらわれたり/暴力はなかったものの)を受けていたのは事実で、それに曖昧な反応をしてしまったのも事実。


それを見て他の同級生達も西倉がいいなら俺たちも、って一緒になってパシリにしたり挙句の果てにはゆうひに反論させなかったりした。


ただ後に分かるが、西倉の元々な性格に加え

なよなよすんな、はっきり言え、などの言葉はゆうひを心配しての“”促し“”でもあり、

ゆうひが自分が思ったことをちゃんと言うようになると西倉は嬉しそう?楽しそうな顔をする。その反面、(西倉の“”プロフ“”を見てもらえば分かるようにあのようなお方なので…)複雑だと本音も漏らしていた。


簡単な話、嫌いな相手を何度も助けるわけもないのであいつはツンデレである。俺のモノは俺のモノゆうひのモノも俺のモノ,

自分がゆうひに指示するのはいいけど他の奴らは論外である。





・ある日ゆうひ母から西倉母と会って話した事を聞く。“”テレビ収録の時会えたのを喜んでいてずっとその話ばかりしていた“”

更に昔はよく遊んでいた中でその懐かしい話を聞いたりもした。ゆうひは(仲良しだった頃に戻りたいな…)と思ったのだった。


ある日ゆうひは中学の同級生と会いそうに避けようとするが失敗し、絡まれる。


その際 現れたのが西倉で例のあの件(西倉記事参考)のように実質助けるような展開に。



更にたまたま野外ライブをしていた西倉を見つけてしまい、逃げようとするが捕まる。そして2人だけで話す回が登場し、


そこでは

“”アイドル部に入ってよかったか?“”と問いかける西倉。




『オマエは、オレの言うことに逆らわない。オレは、そのことに気づいてた』


“”…だから、オマエと接点を持てるように、半ば強制的にアイドル部に入るように言ったんだ“”


オレは、トップアイドルになるために『LeapOver』に入ったけど


“”オマエは、オレに言われたからアイドル部に入部しただけ。別に、アイドルになりたいわけでもなかった“”




「だからさ……オレに囚われずに、アイドル部、やめてもいいぜ?


オマエには実力があるから、もったいないとは思うけど」


ゆうひ

“”僕も最初は、西倉君との接点を持っていたかったからアイドル部に入ったんだ…“”


『今、僕がアイドルを続けているのは、

stirRhythmが……仲間が、いてくれるから……』


“”今の環境が、すごく心地よくて…大切“”


幸せように頬を染め緩ませ笑むゆうひ。



西倉

『オマエ、stirRhythmのことを話す時、のんたらの話をする時と同じ顔するよな


今の環境がすげえ好きで、すげえ大事にしてるっていうのが表情でわかるって言ってんだよ』




“”ホントは、オレがオマエをそういう顔にさせたかったんだけどな…“”


小さな声でそう呟いた。




ゆうひ

『メンバーと頑張って、に、西倉君に…

Leap Overに勝ちたい…!』



西倉

『ハッ! 言うようになったな』




ハァ…なんか、複雑だわ



ゆうひ

(なんだか、普通に話せた気がする。

昔みたいに…)


そんな心境の西倉の思いも知れず。


今なら西倉君なりの優しさの意味が分かる。視点を変えると、の意味が分かる。


ゆうひは満足気に少しだけ笑んだのだった。



“”昔みたいに一緒に“”


ゆうひ

「電話?母さんからかな…」


…っ!? に、西倉君…!


西倉

オマエさ、今日何してんの?


ゆうひ

今日はのんたらのコラボカフェに…


西倉

へー。じゃあ、オレの行く


ゆうひ

そうじゃ、ないけど…。

西倉君、のんたら好きだっけ…?


西倉

別に、好きでも嫌いじゃない


ゆうひ

じゃあ、なんで…


西倉

うるさい。いいから待ち合わせ場所と

時間を教えろ






ゆうひ

部活の仲間と来ることもあるけど、

基本的には…一人が多いかな


西倉

女子ばっかじゃん。イヤじゃないわけ?


ゆうひ

大好きなのんたらのためだから…

あんまり気にならないかな





西倉君

はあ!?

オマエ、オレのことそういう風に思ってたのかよ?



ゆうひ

ずっと、嫌われてると思ってたから…



西倉

嫌ってる? 誰が誰を?


ゆうひ

西倉君が…僕のことを…


西倉

はあ!?


ゆうひ

だ、だから…声…


西倉

あー…ゴホンゴホンっ


西倉

オレ、一度でもオマエのこと嫌いだなんて言ったか?

ゆうひ

「直接言われたことはないけど…

小学生の頃から意地悪されてたし…」


ゆうひ

僕がちゃんとしないから、

西倉君、僕を見ると

イライラしちゃうのかなって…


でも、ちゃんとしようと思えば思うほど、

緊張して、声も出なくなって、

ちゃんとできなくて…


ゆうひ

どんどん西倉君に嫌われて、

そんな自分のことも、嫌いになって、

自信もなくなって…


ゆうひ

また、西倉君をイライラさせちゃって…


だから、僕がアイドルとして…

人として、成長したら…


ゆうひ

“”西倉君も昔みたいに話してくれるかなって思って、アイドル部に入ったんだ“”




西倉

バッカじゃねえの



言えよ、そういうのは。

緊張してどもってでもいいから、ちゃんと言え


ゆうひ

ご、ごめんなさい…



西倉

あ、いや…言えなくしたのは、オレか

ごめんな、ゆうひ


西倉

オマエがそこまで悩んでたこと、

知らなかった。ごめん…


ゆうひ

ううん、僕の心が弱くて、

ちゃんと自分の意見を言えなかったのも事実だから


今は、ちょっとだけ自信がついたから

思ったことは口にしようって、決めてるんだ

西倉

…スターライブの直前に話した時も思ったけど、オマエ、ホントに変わったな


ゆうひ

うん、自分でもそう思う…



『stirRhythmのおかげ、か…』


西倉

オレは、オマエの特別でいたかった。だから、小さい頃、ゆうひが嫌がることをしてたんだと思う。…意地悪だったけど


西倉

この前も言ったけど、

アイドル部に入るように言ったのも…


西倉

学校が別々になって

オレのことを忘れられるのがイヤだったからだ。少しでもいいからオマエとの繋がりが欲しかった


西倉

だから、オレがオマエのことを嫌ってただなんてあり得ねえんだよ


むしろ…




西倉

もう全部食っただろ。

そろそろ出ようぜ



ゆうひ

(僕、西倉君に嫌われてなかった…)

(嬉しいな。僕の気持ち…ちゃんと話せたし、西倉君の気持ちも聞くことができた…)

(これからは、昔みたいに仲良くできるよね…!)





「ハア…バカかよ。もうそういうのいいから」



(別に、嫌々とかじゃないんだけどな…)


20話

“”ゆうひと汰緒の夢“”


中学の同級生A

なんだよ、そんなに驚かなくてもいいだろ?


「あっ、そうだ。スターライブ優勝したんだってな!優勝祝いに何か贈ってやろうか?」


中学の同級生B

えっ、マジ? 暮内が優勝したの!?

ゆうひ

僕だけの力じゃないよ…。

グループのみんながいてくれたからできたことで…


中学の同級生B

ってことは、汰緒が暮内に負けたってことだよな?なんだよそれー、めっちゃウケるじゃん!いっつもエラそうにしてたくせにな!


ゆうひ

で、でも、西倉君達のパフォーマンスも

すごかったんだよ……っ


本当に、どっちが勝つかわからなくて…


中学の同級生A

でも、勝ったのは暮内なんだろ?


ゆうひ

そうだけど……


中学の同級生A

汰緒はお前に負けた。それが事実だ


ゆうひ

でも……


中学の同級生A

ハハッ! 汰緒もたいしたことねえな


ゆうひ

え……


中学の同級生B

あんなエラそうなこと言ってたくせに

暮内ごときに負けたんだろ?


ゆうひ

……ろ……っ!


中学の同級生B

ん? なんか言ったか?



“”……西倉君の悪口を言うのは、やめろ……っ!“”


ゆうひ

『西倉君が今までどれだけ努力してきたか、とかどれだけ苦労してあのステージに立ったか、とか……!』


ゆうひ

『そういうの何も知らないのに、

悪口なんか…言うなっ!』


中学の同級生A

「はあ? お前、汰緒のこと庇うのかよ?」


中学の同級生B

「ハハッ、暮内に庇われるなんて、汰緒も

落ちたもんだな!」


ゆうひ

僕のことをバカにするのはいいよ……。

慣れてるから、耐えられる……


ゆうひ

『でも! 西倉君の努力をバカにするのは、

耐えられない! 絶対に許さない…っ!』


中学の同級生B

へえー。 許さないって、どう許さないんだよ?

ゆうひ

……っ!


中学の同級生B

お前さ、優勝したからっていい気になってんだろ?


中学の同級生B

この腕へし折ったら、アイドルとしての活動はしばらくできなくなるな


ゆうひ

……!?


中学の同級生B

折られたくないなら謝れよ。

逆らってすみませんでしたって


中学の同級生A

どーげーざ! どーげーざ!


ゆうひ

嫌だっ……!

今謝ったら、君達の悪口を認めたことになる……!


ゆうひ

僕は西倉君のことを尊敬してる……!

だから、絶対に謝らない!


中学の同級生B

へえー、じゃあお望み通り折ってやるか


中学の同級生A

土下座で許してやるって言ってんのにな


???

土下座すんのはオマエらの方だよ


中学の同級生A

ぐはっ!


中学の同級生B

汰緒……!


ゆうひ

に、西倉君……!

西倉

オレがどうしたって? ん?


中学の同級生B

えっ、いや……



西倉

言いたい放題言ってくれたみたいだな?


中学の同級生B

いや、それは……っ


西倉

とりあえず……その汚い手、ゆうひから離せよ


中学の同級生B

ぐふっ!


中学の同級生A

に、逃げるぞ!



西倉

ったく、なんなんだよアイツら……。

逃げるくらいなら

いちいち突っかかってくるなよな


ゆうひ、大丈夫か?


ゆうひ

うん、大丈夫……


ゆうひ

あ、あの……

喧嘩なんかさせちゃって……ごめんね……


西倉君が何か言われるようなら、

僕が代わりになるから……っ

※暴力沙汰の事


西倉

それはダメだろ。

オマエのメンバーに迷惑がかかる


ゆうひ

で、でも……っ!


西倉

オレも喧嘩が良くないってことはわかってる。でも、今回のは正当防衛だ


西倉

その証拠になるよう、

アイツらがオマエに嫌がらせをしてた音声、ちゃんと録音しといた


西倉

だから、大丈夫



用意周到……


西倉

まあな。オレ、オマエみたいにどんくさくないから


ゆうひ

あの、ごめんね……


西倉

まだ言うか


ゆうひ

あ、えっと、喧嘩のこともだけど……

僕、さっき……西倉君のことを好き勝手言っちゃたから……


ゆうひ

そのことも……謝らないとと思って


西倉

へえ……好き勝手言ったのか。

それって、いいこと? 悪いこと?


ゆうひ

どうだろう……。西倉君のこと、

たいしたことないとかひどいことを言ってたから、僕、どうしても許せなくて……


ゆうひ

西倉君がLeap Overのメンバーでいるために、いっぱい努力してること、知らないのにって……


ゆうひ

我慢できなくて、怒った……

西倉

そっか……



西倉

「ありがとな、オレのこと庇ってくれて」


ゆうひ

そ、そんなこと……


西倉

はーあ。やっぱオマエと一緒がいいな……


ゆうひ


西倉

なあ、ゆうひ

西倉

今度、オレと一緒にユニット組もうぜ?


ゆうひ

僕と、西倉君が……ユニット!?


西倉

他グループのメンバー同士で

特別ユニットを組んじゃいけないなんて

ルールはねえだろ?

ゆうひ

に、西倉君……

西倉

…………


西倉

なんてな、冗談だ!

そんな困った顔するな

ほら、そろそろ帰るぞ

ゆうひ

僕も、西倉君と……


西倉

ん?

ゆうひ

『僕も西倉君と一緒に、

同じステージで歌ったり踊ったりしたい!』


西倉

!?


ゆうひ

だから、僕……西倉君に追いつけるように、もっと頑張る

今のままじゃ、隣に立っても……

技術面で負けちゃうと思うから……

西倉

アハハッ! じゃあ、約束な?


西倉

『今すぐは無理かもしれないけど、

いつか必ず、二人で一緒のステージに立とうぜ』

ゆうひ

……うんっ!